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DPN(糖尿病性末梢神経障害)検査
糖尿病の3大合併症は網膜症・腎症・神経障害といわれていますが、その中でも初期から進行する神経障害は、特に発症すると言われています。神経障害のうち、両手両足末端の神経より障害の進行が早い糖尿病性末梢神経障害は、まったく自覚症状を伴わない場合も多く、治療をしないまま放置しておくことによって、足の潰瘍や壊疽など重篤な事態にもつながるため、早期のチェックが重要です。
当院ではDPNの検査法として、新しい機器を導入いたしました。
その検査は、末梢の感覚神経の一つである腓腹(ひふく)神経に電気刺激を与え、神経に興奮が伝わる速度(神経伝導速度)と大きさ(活動電位振幅)を測定し、DPNの程度を簡便に検査する神経伝導検査装置です。
測定は、本体をくるぶしの付近に当てて、操作ボタンを押して行います。測定時間は約10~15秒。神経伝導速度と振幅を測定し、本体に測定値が表示し。詳細な検査結果を確認し、管理することができ、DPNの早期発見や、経緯観察などに活用していただけます。